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稲盛和夫

2015年10月21日

稲盛和夫

人生とは「運命」という縦糸と「因果の法則」という横糸で織りなされています。しかし、「運命」は不変ではありません。善きことを思い、善きことに努めていくことで、よき結果が生まれるという「因果の法則」を使うことによって、人生を素晴らしいものにすることができることを、中国の古典である『陰しつ録』を引きながら、お話ししてきました。

『陰しつ録』とは、中国の明の時代に書かれたもので、人は運命に従い、運命のままに生きる必要はない。善きことを思い、善きことを実行すれば、人生はよい方向へと変わっていくということを、「立命」ということで説く、物語仕立ての書物です。

人生には、確かに運命というものが存在します。その運命を自分で知ることはできませんが、自分が辿っていく人生というものは、生まれたときから決められているのだと思います。

しかし、そのような人生を生きていく節々で、善きことを思い、善きことを実行していけば、運命はよい方向へと変わっていくのです。逆に人生の節々で悪しきことを思い、悪しきことを実行すれば、運命は悪い方向へと曲がっていくのだろうと思います。

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現在、私は81歳を迎えています。今、私は死というものを、肉体をこの現世に置いて、魂だけであの世へ旅立っていくことだと理解しています。つまり、死とは魂の新しい旅立ちだと考えています。

いずれは私も、魂の新たなる旅立ちの日を迎えることになるわけですが、それまで、この生きている間に、善きことを思い、善きことに努めることで、自分の魂を生まれてきたときよりは、少しでも美しいものに磨きあげていかなければなりません。

それこそが、この現世で生きていく目的ではないかと考え、今も努めています。

(月刊『致知』創刊35周年記念講演より)

善いこととは何なのか

事業経営をする中でいつも迷うこと

わが社であれば経営理念の一番最初にある

一、社員の幸福(しあわせ)と物・心の豊かさを追求する

ことであると感じています

頑張ります

ありがとうございます

情熱に勝る能力なし

 

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