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院内環境の向上を追求する その10

2015年06月24日

前回はMERSについて述べましたが、院内感染の一般的予防策を考えてみましょう。

院内感染には接触感染と飛沫感染、空気感染があるようです。
接触感染は、人の手を介して伝播する直接接触伝播と、周辺にある媒介物との接触で伝播する間接伝播があります。予防策は、やはり手洗いや手指消毒を徹底する事。吐しゃ物や汚物の処理をする場合は必ず使い捨ての手袋を使用し、処理後は必ず手洗いを励行する。また、患者様が直接手を触れる廊下・階段の手すり、ドアノブ、便器のノブ等の消毒も必要ではないでしょうか。勿論、担当師長様と十分協議の上実施しなければいけません。

飛沫感染予防は、マスクの着用ですが、微生物を含む飛沫は、思ったより飛んでくるので、マスクだけでなく1ⅿ以上は離れる事も必要です。インフルエンザ流行期にはワクチンの接種を心掛けて下さい。

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