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医院清掃の向上を追求する その48

2016年04月06日

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症

  病原体は、ヒト免疫不全ウイルスで、感染2~3週間後に伝染性単核球症様の一過性の急性ウィルス感染症状を来し、無症候性キャリアを経て、通常数年~10年の潜伏期の後に後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症します。乾燥に弱いウイルスで、傷のない正常な皮膚から感染する事はありません。

 感染経路は、性的接触、血液・体液を介した感染(HIV感染患者からの針刺し事故、HIV汚染血液製剤、HIV汚染注射針や注射器の共用など)及び母子感染によります。

HIVウイルスの針刺しについては、2時間以内に予防内服を行うこと。

次回もHIVについて考えます。(S.U)