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医院清掃の向上を追求する その49

2016年04月20日

HBV(B型肝炎ウイルス)、HCV(C型肝炎ウイルス)感染症

  病原体は、それぞれB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスで、どの型も症状が似ており、全身倦怠感、食欲不振、悪心が特徴です。黄疸出現時は尿の濃染(紅茶色)を認めます。風邪のような症状がみられ、風邪と間違われる場合もよくあります。成人初感染の場合は、B型肝炎はほとんど慢性化しませんが、C型肝炎は高率に慢性化します。又、C型肝炎はB型に比べ、症状が軽度です。(一般的に症状が著しいのは、A型です)

 感染経路は、ともに血液、だ液、精液からの感染、母子、性感染及び針刺し事故ですが、C型肝炎は、母子、性感染は少ないようです。B型肝炎ウイルスの場合は、48時間以内に免疫グロブリンとワクチン接種を実施します。

次回はHBV、HCVの詳細について考えます。(S.U)