50周年特設サイトはこちら

スタッフブログ

記事一覧へ戻る

医院清掃の向上を追求する その60

2016年07月13日

■感染性胃腸胃炎の予防方法

手洗いの励行(トイレの後、食事の前、嘔吐物を除去した後、トイレ清掃後等)

 ドアノブ、手摺(特にトイレ)、蛇口、椅子、引出しの取っ手、ベッド回り(ベッド柵、ヘッドボード、フットボード)等 不特定多数の手が触れる箇所を次亜塩素酸ナトリウム液0.1により清拭 *金属部分は10分後に水拭き(腐食防止)

 ①一方方向に拭く。拭いたら面を変える。
 ②嘔吐物、ふん便の清掃 *清掃時、換気を十分にし汚染後速やかに処理
 ③ディスポ手袋・マスクを着用し、次亜塩素酸ナトリウム液1%に浸した雑巾等で浸す
  ように汚物を拭き取る。
 ④拭き取った雑巾をビニール袋に入れしばり、感染性として廃棄。
 ⑤次亜塩素酸ナトリウム液1%にタオルを浸す。
 ⑥次亜塩素酸ナトリウム液により再度清拭。

エタノール、オスバンは効果が期待できない。

次回は、水痘について考えます(S.U)