最近、ニュースや新聞でも「お米」がよく取り上げられていますね。
新しい農林水産大臣が就任され、備蓄米の市場放出が話題になるなど、
改めて“お米”という存在が注目されています。
正直なところ、なぜ急にここまで注目されるようになったのか、私自身はっきりとは分かりません。
でも、この流れの中で、多くの方が「やっぱりお米って大切だよね」と感じているのではないでしょうか。
ある資料で、「お米はパンよりも圧倒的に安い」というデータを見かけました。
確かに、物価が上がり続ける中で、私たちの食卓を支えてくれているのは、お米なのかもしれません。
価格のことは難しい問題ですが、やっぱりみんなの家庭に、きちんと届いてほしいなと思うのです。
物の値段というのは、基本的には「需要と供給」で決まります。
欲しい人が多ければ価格は上がり、
余っていれば価格は下がる。とてもシンプルな構造です。
たとえば、人気のあるライブのチケット。
座席の数が限られていて、行きたい人がたくさんいると、どうしても価格は高くなりますよね。
逆に、あまり人が興味を持たないイベントなら、チケットは安く、時には無料で配られることも。
お米も、ある意味これと似ています。
食べたい、食べよう、と思う人が増えれば、価値が上がる。
でも、作る人が減ってしまえば、そもそも物が足りなくなる。
だからこそ、「お米は大事だ」「もっと食べよう」と思う気持ちが、
未来のお米のあり方を変えるのではないかと思います。
最後に、心から願うのは――
お米が、適正な価格で、みなさんの食卓に行き渡りますように。
そして、生産者の方々にとっても「また作りたい」と思えるような環境になりますように。
日本の食文化の真ん中にあるお米。
これからも、大事にしていきたいですね。