ヨネザワ社長ブログ

記事一覧へ戻る

ヒット商品番付

2025年06月03日

今日は、2025年度上半期のヒット商品番付が発表されました。
毎年この時期になると、「そんなに売れていたのか!」とか「知らなかった…」という発見があり、自分のアンテナがどこまで時代についていけているのかを試されているような気になります。

今回の番付で特に目を引いたのは、東の横綱が「米」だったことです。
令和の米騒動とも言われる“米フレーション”が背景にあるようで、物価の上昇と食生活への関心が強く反映された結果なのだと感じました。
そして西の横綱には「大阪・関西万博」が登場。開催に向けて、少しずつ盛り上がりが見えてきていますね。

他にも、MLBの東京シリーズや、大の里、10万円以下のドラム式洗濯機、さらには任天堂スイッチ2などもランクインしていました。

正直なところ、私はそのうちの3分の1くらいしか、ピンと来ませんでした。
「聞いたことないなあ」とか、「自分の周りでは話題にすら上っていなかったな」と感じるものも多くて、自分がどれだけ日々の流れに取り残されているのか、ちょっとショックを受けました。

でも、その一方で思ったんです。
ヒット商品って、「何がきっかけで火がつくのか」本当に読めない。
仕掛け人のアイデアや、世の中の空気や、タイミング…そのすべてが重なったとき、初めて「ブーム」になるんだと。

そんな中で、人は「本当にいい」と思うものにはやっぱりお金を使うし、心が動くんですね。
逆に、どんなに話題になっても、響かなければスルーされてしまう。
消費者って、思っている以上に正直なんだなと思いました。

今回の番付を見て、世の中の流れに少しでもアンテナを向けること、そしてその流れから学ぶことの大切さを感じました。
私自身も、こうした動きに刺激を受けながら、自分自身も、そして会社も、少しずつでも成長していけたらと思っています。

日々勉強。時代のスピードに焦ることもありますが、気づけることがまず一歩。
これからも前を向いて、進んでいきたいです。