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社長ブログ

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NO.116 博多の伝統行事「博多祇園山笠」への参加 

 皆様こんにちは!!!

 今年から、色々なご縁を頂き、何と博多の伝統行事の「博多祇園山笠」に参加させて頂くことになりました

 地元の人か紹介でしか参加出来ないようで、福岡の知人に参加する話しをしたら、山笠に出れるなんて凄いと羨ましがられました

 先日は初回顔合わせの会に参加させて頂き、皆様から色々な洗礼を受けました

 皆様さん九州男児らしい、勇ましく気さくな方ばかりで、夜遅くまで楽しい時間を過ごさせて頂きました

 これから様々な体験を通じて、参加される皆様との信頼関係を築き、少しでもこの伝統行事のお力になれたらと思います

 

【博多祇園山笠とは?】

 「博多祇園山笠」は、700年以上続く櫛田神社の奉納神事で、毎年7月1日から15日まで開催されます

 その起源は、仁治二(1241)年に博多に疫病が流行した際に、承天寺の開祖・聖一国師が祈祷水を撒いて町を清め、疫病退散を祈願したことが始まりとされています

 当時の山笠は、高さ15メートル前後のものを担いて、街中をゆっくりと練り歩いていましたが,明治末に電線が張り巡らされたことから、それまでの山笠を「飾り山笠」として残して、別に高さを抑えた山笠「舁き山笠」を作って担ぐようになりました

「博多祇園山笠」は、毎年度7月1日から15日で実施されます

○7月1日  飾り山笠公開
福岡市内各所に大きな「飾り山笠」がお目見えする

○7月12日 追い山馴らし(開催時間 午後3:59~)
15日の追い山に向けた予行練習として約4キロのコースを走り、本番さながらのタイムレースが繰り広げられる

○7月13日 集団山見せ(開催時間 午後3: 30~)
呉服町交差点から中央区天神の市役所前まで1.2キロの道のりを走る。市長をはじめ地元の名士が台上にあがる

○7月15日 追い山笠(開催時間 午前4:59~)
午前4時59分、大太鼓の合図とともに一番山笠が櫛田神社の境内に舁き入る(担いで入る)

以降、二番山から七番山まで一定の間隔を置いてその後に続き、櫛田神社の境内から街中へと駆けだしていく

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「飾り山笠」は市内14カ所に設置され、多くの見物客が訪れます。表と裏で飾り付けのテーマが異なり、裏の「見送り」と呼ばれる飾りつけはアニメのキャラクターが用いられることもあります

 

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川端商店街に設置された「飾り山笠」

「飾り山笠」は、祭り期間が終わると取り壊されてしまいますが、櫛田神社の境内と川端商店街内の川端ぜんざい広場には「飾り山笠」が常設されており、祭り期間以外でも見ることができます
また、「舁き山笠」についても福岡空港で展示されており,いつでも見ることができます

「飾り山笠」は鑑賞して楽しむ静の山笠であるのに対して、「舁き山笠」はまさに動の山笠

「大黒流」「東流」「中洲流」「西流」「千代流」「恵比須流」「土居流」の7つの流(ながれ)が存在し、それぞれ特徴的な舁き山笠を担ぎます。舁き山笠の上に飾られる人形は毎年標題が変わり、それを見るのも楽しみのひとつ

これまでに、戦国武将や三国志の英雄、七福神などの美しくも勇ましい人形が登場しています

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そして、博多祇園山笠の最大の見所はなんといっても「追い山笠」! 祭りのフィナーレで、7つの流の舁き山笠と唯一の走る飾り山笠である上川端通の山笠が集結し、市内を勢いよく駆け回ります

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「追い山笠」のメインイベントである「櫛田入り」は大勢の人で賑わいます

「櫛田入り」とは、櫛田神社の境内(清道)に山笠を舁き入れて、境内にある旗(清道旗)を回ってから境内を出るまでのこと

距離としては約112メートルで、所要時間の計測があり、各流とも精鋭で臨みます
境内(清道)で見学するための桟敷券(さじきけん)は6月下旬に発売されますが、発売開始後わずか15分ほどで完売してしまう人気ぶり

追い山笠を十二分に楽しむためには、櫛田入りしたあとの山笠が市内を巡るコースを事前にチェックし、見学するポジションをしっかり確保することが大切です

見学の際には、道路沿いにいると舁き手と接触したり、勢い水(山笠が走るときに沿道から浴びせかけられる水)を浴びたりすることもあるので充分に注意して挑みましょう

舁き山笠のスピード感や男たちの勇ましいかけ声は博多祇園山笠の最大の魅力です

終点である須崎町の「廻り止め」は、山笠がスピードを増し、男たちのかけ声にもより一層熱が入るため、山笠らしさを味わえる絶好の見学ポイントです