ヨネザワ社長ブログ

愚痴の言える部下を持つ

2024年09月17日

9月17日 愚痴の言える部下を持つ

 

憤慨したときに憤慨できる相手があったら一番楽ですな。

つまり早く言えば最高首脳者として、愚痴を言える部下が必要だということです。それが副社長でも専務でも、あるいは秘書でもいい、そういう人があれば幸せですな。

どんなにえらい人でも愚痴のはけ場がなかったら鬱積しますわ。

そうするとあやまちをします。

太閤秀吉でも、石田三成を可愛がったといいますけど、あれはやっぱり愚痴を石田三成にもっていったんだと思います。

そうすると三成はそれを適当にうけて、うまい具合に機嫌をとったんですわ。

そうすると太閤さんは頭がすっとして、またいい知恵を出したということでしょう。

愚痴は悪かとおもいきや

そんな心を許すブレーンを持つことが大切だということでしょうか

 

 

一人の責任

2024年09月16日

9月16日 一人の責任

 

会社が発展するのも失敗するのも、結局はすべて社長一人の責任ではなかろうか。

というのは、もし社長が“東へ行け”と言うのに、“いや私は西へ行きます”と言って反対の方向に行く社員はまずいないからである。

ほとんどの社員は、社長が東へ行こうと言えば、みな東へ行く。

だから、“東へ行け”と言って、もし間違ったとしたら、それは社長一人の責任に他ならないわけである。

同じように、一つの部、一つの課が発展するかしないかは、すべて部長一人、課長一人の責任である。

私は、いままでいかなる場合でも、そう考えて、自問自答しながら事をすすめるよう努めてきた。

全ては社長の責任

その通りです

肝に銘じての毎日です

 

 

精神的大家族

2024年09月15日

9月15日 精神的大家族

 

核家族の風潮というのは、いい悪いは別にして、天下の大勢です。

大きな流れです。けれどもそれは形の上でそうなのであって、精神の上では核家族になってはいけないと思います。

あたかも大家族のごとく、年老いた老人には、家族の人たちが絶えず心を通わせるようにしなければなりません。

たとえば、三日に一ぺんは電話で声をかけてあげるとか、そういうつながりがなければいけないと思います。

世の中が進歩したら、それぞれ活動する場所が増えますから、どうしても離れ離れになって、大家族という形はとれません。

だから一方でそれを集約する精神的なつながりが一層必要だと思うのです。

少ない人数、たくさんの人数

関係なしに精神的、心のつながりこそ大切だということでしょうか

 

 

いくつしむ

2024年09月14日

9月14日 いつくしむ

 

昔、仁徳天皇は、国中に炊事のけむりの乏しいのを見て人民の困窮を知り、三年間課役を中止し、三年後国中にけむりが満ちてはじめて、「民富めり」と再び租税を課された。

その間は皇居も荒れ、雨がもるほどであっても修理されなかったという。

これは伝説かもしれないが、しかし大事なことは、そのように人民をいつくしむ仁慈の心を持つことが、昔からの指導者のあるべき姿とされてきたことである。

そこに日本の一つのよき伝統があり、そういうところから封建時代でさえ数々の名君が生まれたのであろう。

そのことが栄えるもとだったのである。民主主義の今日でも、指導者はまず人びとの幸せを願う仁慈の心を持たねばならないと思う。

廻りの方々が困っていればそのような対応をする

幸せを願う

これ使命でしょうか

 

 

商売と誠意

2024年09月13日

9月13日 商売と誠意

 

誠意にあふれ、真剣な思いに満ちた行動は必ず人びとの心をとらえずにはおきません。

誠意をもって熱心に仕事に取り組んでいる人は常に「こうしてはどうだろうか」とか、「この次にはこんな方法でお客さんに話してみよう」というように工夫をこらし、いろいろ効果的な方法を考えます。

また同じことを説明するにしても、その話し方に自然と熱がこもり、気迫があふれます。

そうするとお客さんの方でもその熱心さに打たれ、「どうせ買うならこの人から」ということになってくるわけです。

そういう日々の仕事の態度というものが、やがては大きな差となって表われてくるのではないでしょうか。

誠意と真剣、熱意

この繰り返し

その態度がやがて大きな差になる

こんな人間になりたいですね

 

 

 

予算にとらわれない

2024年09月12日

9月12日 予算にとらわれない

 

一国の運営をお金の面からみますと、いわゆる予算というものを組んで、それに基づいてさまざまな施策を行なっています。お互いの商売でも、同じように予算というものによって、これを進めていく場合が少なくないと思います。

しかし、商売というものは、実際予算どおりに動くものではない。

したがって、予算がない、ということで必要なことの実施を延ばしたりするのではお客様はどんどん他へ流れていってしまうと思います。

予算によって商売をしていくことはもちろん大切ですが、それはあくまで内輪の心づもりであって、外部に対して必要なことは借金してでもやる、そういう商売をしなくてはならないと思うのです。

ある新しい事業にチャレンジをします

そんな時にこの文章

元気を頂きました

外部

営業活動

必要なものは借金してでもやる

がんばります

 

 

個人主義と利己主義

2024年09月11日

9月11日 個人主義と利己主義

 

今日、個人主義と利己主義が混同されているきらいがあります。

本来の個人主義というのは個人は非常に尊いものであるという考え方だと思います。

が、一人の個人が尊いということは、同時に他の個人も尊いということになります。

ですから個人主義はいわば他人主義にも通じるわけです。

それに対して利己主義というものは、自分の利益をまず主として考え、他人の利益をあまり重んじない姿です。

今日ともすれば、個人主義が誤り伝えられて、利己主義に変貌してしまっている姿がありますが、この画然とした違いをお互いに常日ごろから知っておく必要があると思うのです。

 

利己主義は人も企業も必ず衰退してくと思います

個人主義こそ大切に

結果他人主義になるはずです

 

 

不健康また結構

2024年09月10日

9月10日 不健康また結構

 

私は不健康が、必ずその人を不幸にするとは思いません。

世の中には不健康で幸福になる場合もありますし、また逆に健康なためにかえっていきすぎて、不幸になる場合もあるのです。

肝心なことは「不健康また結構なり」という気分になることです。不健康は不幸なことだ、悲しいことだと考えて心を乱してはいけないと思うのです。

小さい頃から病弱だった私がそういう心境になれたのは、今日考えると、やはり前途に強い希望を持っていたためだと思います。

不健康のために希望を失うということでは、失敗の上に失敗を重ね、不幸の上にまた不幸を重ねることになってしまうのではないでしょうか。

ハンデもプラスに

その心が重要ということなんでしょうか

何事も同じと思います

 

 

 

師は無数に存在する

2024年09月09日

9月 9日 師は無数に存在する

 

手近に親切な指導者、先輩がいて、自分を導いてくれる、そういう人が会社にいる人は幸せだと思います。

しかし見方によれば、指導者のいないところにこそ、みずからの発展というものが考えられる、ということも言えるのではないかと思います。

蓄音機や白熱電灯などを発明開発したあの偉大なエジソンには指導者がいなかったそうです。

それでみずからあらゆる事物に関心を持ち、そこに指導者を見出しました。

汽車にのれば、石炭を焚く音や車輪の音に指導者を見出したわけです。

みずからを開拓する気持になれば、行く道は無限に開かれている、師は無数に存在していると思うのです。

自らが開拓者

師は人だけでなく無数

 

 

 

不景気に強い経営

2024年09月08日

9月 8日 不景気に強い経営

 

好況時には少々の不勉強であっても、サービスが不十分であっても、まあどこでも注文してくれます。

だから経営の良否というのはそう吟味されなくてすみます。

ところが不景気になってくると、買う方は、十分に吟味して買う余裕がでてきます。

そこで、商品が吟味され、経営が吟味され、経営者が吟味されて、そして事が決せられることになるわけです。

ですから、非常にいい経営の下に、いい人が育っている会社や店は、好景気にはもちろん結構ですが、不景気にはさらに伸びるということになる。

そのことを事業にたずさわる者としては、日ごろ常に心

にとめておかなければならないと思います。

いい人を育てる

まずは自身を鍛える

でしょうかか